The other side of space

クローン病と”一生のお付き合い”の日記

入院


胃カメラの検査が終わって
体はもうボロボロで弱り果てているとこの時に思いました。

次の日
突然両親が訪ねてきました。
後で聞いたことですが、会社から連絡が来たということでした。

『どんどん痩せてしまっていて、入院させた方がいいのでは?』と。

元気があれば『大丈夫だよ!』とも言えたのですが
この時ばかりは言われるがまま、されるがままでした。
検査結果などは電話で話してあったのですが
衰弱してるとは思ってなかったみたいでした。

そのまますぐに実家の近くの病院につれてかれました。
車で高速を使って1時間半くらいのところです。

それまで自力で痛みをガマンしてなんとかやってきましたが
病院に着いて診察を待っている間、座っている事ができませんでした。

『横になりたい。。。』

とわがままを言ってしまいました。

両親が看護婦さんに言ってくれて
待合室にはほとんど人がいなかったのでベンチで横にならせてもらいました。

親が受付でどういう話をしたかはわかりませんが
やっと名前が呼ばれて診察室に入って行くと、話もせずいきなり

『そこに仰向けで寝てください』

と言われてその通りに寝そべるとTシャツをまくり上げておなかを軽く触りました。

『熱い!これは異常だ!すぐ入院してください!』

という事でこの日(1995/8/4)入院する事になりました。

ベットがあくまで時間がかかるということでしたので
病院のレストランに連れてかれました。
大好きなトンカツ定食を注文したんだけどあまり食欲もなくて
トンカツ以外はほとんど手を付けることなく残してしまいました。

この食事を最後にしばらくの間、食事がストップになるとは。。。

『もっと食べておけば良かった!』

と後で思いました。


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胃カメラ


『整形外科で診てもっらては?』

と助言をもらったので、次の日に早速行きました。

すぐレントゲンを撮ってもらいましたが、『異常なし』でした。

『やっぱり腎臓なのかぁ。手術しなければダメか!』

あきらめムードで帰りました。

次の日、
朝起きると、ノドがおかしい事に気づきました。
痛い訳ではなく、ノドに何かが詰まっている感じです。
食事をしてもうまく飲み込めませんでした。

この頃になると、食事といっても、
プリンやヨーグルト、ゼリー、チーズやお菓子類とジュースしか食べていませんでした。
後から会社の人に聞いた話ですが、かなりやせてしまっていたみたいです。

1日おいて、31日の月曜日に、今度は内科に行きました。
うまく飲み込めないことや、今までの経緯を簡単に説明すると、

『胃カメラで検査しましょう』

8月3日に検査する事になりました。

胃カメラはかなりキツかったです。
体が弱っていたせいもあったと思います。
自分も映像を見れるなんて考えていませんでした。
ノド、食道が真っ白になっていました。

検査後、先生の話がはじまりました。

『おそらく、座薬の副作用でしょう』

事前に座薬を使っている事は話してありました。
4、5時間置きに使っている事も。。。

コレ以外の先生との話は覚えていません。
この後の話や行動も覚えていません。薬をもらったのかどうかもです。

ただ、
『痛み止めの座薬は使わないわけにはいかない。だけど、少し控えよう』

と思ったのでした。


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1995年7月26日 続き。。。


大雑把でしか覚えていませんが、

「尿管に異常がなくてこれだけ腫れているとなると、
腎臓本体に問題があると考えられる。」

というニュアンスだったと思います。今までは、

「先生はあらゆる可能性の話をしているんだ!」

と思って話を聞いていたのですが、この時に、
原因は何であれ、手術になる事を覚悟しました。

「大変な事になった!」

次の検査の予約をして帰ったのだと思いますが、記録も記憶もありません。
この日が、この病院の泌尿器科での診察が、結果的に最後だったからです。

家に戻り、会社や実家に事情を話しました。

会社の人がすぐ駆けつけて来てくれました。
これまでもたびたび入れ替わり様子を見に来てくれてました。
差し入れも、いつも持って来てくれました。
本当にありがたかったです。

詳しく話を聞いてもらいました。

「違う病院で、もう一度診てもらった方がいいんじゃないか?」

というアドバイスをもらいました。

正直、具合悪くて行動力もなくなっていたのですが、
次の日、進められた大学病院に行きました。
自分でも腎臓の病気だと思っていたので、泌尿器科に診察をお願いしました。

ココでもかなり待った記憶があります。
具合が悪いので長く感じたのかもしれません。

やっと名前が呼ばれ、診察室に入って行き、簡単に事情を話しました。
先生から返ってくる言葉は、煮え切らない言葉ばかりでした。

「やっぱり、どこいったって結果は同じだ!」

よけいな体力を使ってしまった事に腹が立ちましたが、ふと思いつきました。

「腎臓以外の原因で、脇腹や腰などが痛む可能性はありませんか?」

と聞きました。うる覚えですが、

「整形外科でも診てもらったらいいかもしれません」

その時は、何か可能性が開けたような気持ちでした。


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1995年7月26日


検査の日がやってきました。

このころは、熱も出ていたみたいで、夏なのに寒かったです。

検査が始まりました。
(今思えば全く無駄で、見当違いの検査でしたが)

下着を脱いで検査服1枚に着替えました。

下半身を固定されます。
赤ちゃんを産む時のイメージです。
足を開かされて、ふくらはぎの辺りをベルトみたいなので締められました。

チョー恥ずかしかったです。
看護婦さんも2、3人付いてたし・・・。

いよいよ、オ○ン○ンの先から管が入れられました。

スッゴク痛かったです!
一度入ってしまうと、管を動かしてもそんなに痛みませんでした。
管が入った事が確認されると、管が入ったまま平なベッドに移されました。

レントゲン室にこのまま移動するというのです!
毛布がかけられているとはいえ、

「こんな格好でひとまえに出るの?」

って感じでこれも恥ずかしかったです。

レントゲン室に移って、やっと検査が始まりました。

先生はブツブツいいながら検査をしています。そして、

「う〜ん、通るなぁ。塞がってないよ!」

予想が外れたみたいな言い方でした。

尿管が塞がっていた場合、手術になると言われていたので、とりあえずうれしかったです。

検査が終り、管を抜いてもらい、着替えてから先生の話を聞きました。

「腎臓が腫れてる原因は尿管ではないと思います。別の原因が考えられます。」

そして、

「腎臓を取る手術する可能性が高くなりました。」

と言われて、言葉にならなかった記憶があります。

通れば手術は回避できると思ってたのに。。。



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1995年7月20日


2回目の診察の日がやってきました。
レントゲンを撮ってもらい、先生の話を聞きました。
前回、尿検査したので、その結果についても話がありました。

詳細は忘れてしまいましたが、
何かの細胞が見つかったというのです。
その細胞は、若い人にはあまり見つからない細胞だとも言うのです。

「尿管(腎臓と膀胱をつないでいる)に、何か出来てるかもしれません。
そのせいで詰まってしまっていて、腎臓が腫れてしまっている可能性があります。」

「そうですか・・・」

この時は、かなり具合が悪く弱っていて、

「とにかくこの痛みをなんとかしてください!」

先生には言わなかったけど、こんな気持ちでした。

もっと詳しく調べるために、次回は、
管を入れてレントゲンを撮る検査をする事になりました。
本当にできものが出来て塞がってしまっているか、
どの辺りで塞がっているか調べるためです。

もちろん、原因が解らない不安というのもありましたが、
それより

「この痛みが取れるのは少なくても一週間後に延びたな」

という気持ちの方が強かったと思います。

検査の説明を聞き
一週間後の26日に予約を取って、痛み止めをもらって帰りました。


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